30 WAYS TO GO TO THE MOON

恵比寿にある東京都写真美術館にて 第16回を迎える恵比寿映像祭2024の企画展「30 Ways To Go To The Moon 月へ行く30 の方法」展が開催されました。

この企画展は、「月へ行く方法」という命題を、写真や映像を主とした様々な表現によってひも解き、アーティストだけでなく、そこに参加する観客とともに考えていく試みでした。

恵比寿映像祭では、映像という言葉を限定的に用いるのではなく、映像をめぐる様々な選択肢に目をむけ、多様化する映像表現と映像受容の在り方を問い直してきましたが、今回は歴史的作品から現代作品まで、異なる角度からイメージの可能性を探りました。

アメリカのアポロ11号による月面着陸から半世紀以上が経ち、人々が気軽に月へ行くことも技術的に不可能ではなくなりつつあります。

しかし、最先端の科学技術や理論以上に、一見それとは結びつかないようなアーティストたちの思考や実践が、新しい発見や創造につながり、月へ向かうための大きなヒントになるかもしれません。

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