
NOT ART BUT TREASURE VOL.7
美術ジャーナリストの鈴木芳雄氏がアートなお宝を紹介する「作品じゃないけどお宝です」VOL.7 は「宮島達男展のインヴィテーション」です。 昨年は国内で宮島達男さんの作品を見る機会が多くあった。 7月〜今年1月、森美術館「STARS展:現代美術のスターたち―日本から世界へ」にも参加し...
もっと読む美術ジャーナリストの鈴木芳雄氏がアートなお宝を紹介する「作品じゃないけどお宝です」VOL.6 は「奈良美智作品が表紙の『ビッグイシュー』」です。 『ビッグイシュー日本版』Vol. 400(2021.2.1) ホームレスの人たちの仕事を作ることで彼らを支援している雑誌『ビッグイシュー(...
もっと読む20代の頃、戦闘機が空中で撃破される瞬間の一コマをコミックタッチで描いたロイ・リキテンシュタインによる絵のポスターを部屋に飾っていた。 今考えるとおかしいが、ポスターをわざわざ額に入れて飾っていたのだ。 でも、それを見るたびにポップアートな雰囲気に浸れるし、なんだか部屋全体が急にモダンでお洒落...
もっと読む美術ジャーナリストの鈴木芳雄氏がアートなお宝を紹介する「作品じゃないけどお宝です」 VOL.5 は「レオナルドの聖母子像のポラロイド」です。 ロシア、サンクトペテルブルクのエルミタージュ美術館には2回、取材に行った。 1回目は日本テレビ主催の「エルミタージュ美術館展」の取材で脳科学者の...
もっと読む美術ジャーナリストの鈴木芳雄氏がアートなお宝を紹介する「作品じゃないけどお宝です」 VOL.4 は「ティルマンスのサイン」です。 2004年秋に東京オペラシティ アートギャラリーでウォルフガング・ティルマンスの展覧会「Freischwimmer」があった。 その数ヶ月前にロンド...
もっと読む美術ジャーナリストの鈴木芳雄氏がアートなお宝を紹介する「作品じゃないけどお宝です」 VOL.3は「横尾忠則の少年マガジン」です。 『少年マガジン』(講談社)1970年5月31日号 『少年マガジン』(講談社)は1959年3月17日の創刊だから、2021年は62年目。 数々の名作を...
もっと読む美術ジャーナリストの鈴木芳雄氏がアートなお宝を紹介する「作品じゃないけどお宝です」 VOL.2は「モナリザの新しい部屋の招待状」です。 2005年、ルーヴル美術館「モナリザの部屋」公開プレス内覧会招待状 子どもの頃は美術館よりも博物館の方が好きで、よく行ってたのは上野の国立科学博物...
もっと読むNYに暮らしていた頃からART関連の本や展覧会のカタログなどが好きで買っているうちにいつのまにか色々な本が集まってしまった。 そんな中、僕が記憶している中で最も最初に買った写真集がIrving Pennの「FLOWERS」だ。 アーヴィング・ペンといえば別に写真が好きでなくても名前を聞いたこと...
もっと読む美術ジャーナリストの鈴木芳雄氏がアートなお宝を紹介する「作品じゃないけどお宝です」 VOL.1 は「写真がデジタルデータになる以前」です。
もっと読む1981年のことである、アートの教師だったティム・ロリンズはブロンクスにあるSCHOOL52というパブリックスクールのジョージ・ガレゴ校長に呼び出された。 学校に在籍する感情的に問題ありとされる生徒のためになんとアートを使って読み書きを教えるという斬新な試みの授業を任命された。 授業の初日、テ...
もっと読むずいぶん以前の話だが世田谷美術館でアンリ・ルソーと素朴派やアウトサイダー達の作品展が開催されていた。 ルソーの絵は中学の美術の教科書なんかに絶対にあるひとつで、僕の時は砂漠で眠るジプシーにライオンが近寄る不思議な絵があったのを覚えている。 その後、この絵の本物にニューヨーク近代美術館(MOMA...
もっと読む誰でもいいから好きな画家になれるとしたらどの画家になりたい?なんて考えてみる。 やっぱりピカソ?でも、女性問題で大変そうだ。 ゴッホは気が狂ってしまう。 ウォホールはSTUDIO54とかファクトリーとかとにかく楽しそう! でも、社交界に疲れしてしまうかも? そう考えるとアーティストって皆それぞ...
もっと読むBOB ROSSというアーティストを知っている人はいるだろうか?アフロヘアの白人のおじさんである。彼はアメリカで大衆向けに生産販売されていた安い油絵の絵画作品などでよく使われる典型的かつ、量産型的な油絵技法の伝道師だ。 80年代にアメリカに住んでいた頃に彼の絵画教室のテレビ番組をたまに見かけて...
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