ABSTRACTIONS

CADAN 有楽町にてMaki Fine Arts による4 名のアーティストによるグループショー「Abstractions – ある地点より -」が開催されました。

豊嶋康子は日常社会の制度や仕組みを批評的に捉え、人間の思考の「型」を見出すことをテーマとして、作品を発表しています。

佐藤克久は絵画という制度・形式を題材として、ユーモアを交えながら、色彩と形態の関係性を探求しています。

末永史尚は日常見ているものや展示空間に関わるものからピックアップした視覚的トピックをもとに絵画・立体作品を制作しています。

益永梢子は、絵画を起点として、多様な手法により制作し、周囲の環境・空間との関係性を重視する作品群は可変的で置換可能な性質を持ちます。

4人のそれぞれ個性豊かな抽象的な表現が交差する見応えのあるグループ展となりました。

CADAN