Boom Bye Bye Pain

六本木に新しくオープンしたKOTARO NUKAGAにて松山智一の展覧会「Boom Bye Bye Pain」が開催されています。

松山智一は2002年に渡米しPratt Instituteを卒業後ブルックリンを拠点に活動を続けるアーティストでペインティングを中心に彫刻やインスタレーションなども手掛けます。

東洋と西洋、古代と現代、具象と抽象といった両極にある要素を一つの画面にコラージュのように描き込み独自の絵画世界を展開しています。

日本とアメリカで得た経験がこのような独自の表現世界を形成したと思われますが作家自身の経験を通して情報化される社会の中で移ろいゆく現代社会の姿が反映されているようです。

色や形、線などが複雑に入り組んだ様々な表現を見事なテクニックで描き上げる松山智一の表現手法はアクリル絵具の表現の素晴らしさを堪能させてくれます。

KOTARO NUKAGA