EYE TO EYE

東京都現代美術館の3階にて、美術館の収蔵品による企画展「Eye to Eye―見ること」が開催されました。

「Eye to Eye―見ること」と題し、様々な視線の在り方に焦点をあてたこの企画展では、アレックス・カッツやロイ・リキテンスタイン、中村宏、中園孔二などの絵画に「描かれた視線」。

反射する素材を用いた多田美波、モニール・ファーマンファーマイアンの彫刻やレリーフによる「巻き込まれる視線」までが取り上げられました。

また、世界中の都市と自然の営みをとらえた松江泰治の「カメラ・アイ」、マヤ・ワタナベの映像が風景の細部に向ける「批評的な視線」など、見ることに意識を向けながら、多岐にわたる技法の作品をめぐることのできる企画展となりました。

MOT ART MUSEUM