2021年 9月 17日TRAVELING FOR ART
FASHION IN JAPAN
六本木にある新国立美術館にて9月6日まで「ファッション イン ジャパン 1945-2020ー流行と社会」展が開催されていました。
1970年代以降、日本のファッションデザイナーは世界的に高い評価を受け日本のファッションは彼らを契機に誕生したかのように語られてきました。
しかし、実際には明治期に日本が近代国家として洋装を取り入れたことを契機に第二次世界大戦時には洋装が一般的となり以来独自の装いの文化を作ってきたのです。
この展覧会では戦後日本のユニークな装いをデザイナーの視点と消費者の視点で捉えて紹介しています。
洋服が基本となった近代日本の装いの歴史と現在につながる様々な洋服やそれを生み出してきたデザイナーの動向を数々の洋服や貴重な資料、映像などで紹介しながら紐解く世界初の展覧会となっていました。
