GERHARD RICHTER

六本木にあるワコウ・ワークス・オブ・アートにてドイツを代表する現代アーティスト、ゲルハルト・リヒターによる12度目の個展『Drawings 2018–2022 and Elbe 1957』が開催されました。

 

この展覧会ではすべて日本初公開となる2018年から2022年に描かれた新作のドローイング作品18点と、65年前に制作された31点組の版画作品のエディション版が展示されました。

今年90歳になるゲルハルト・リヒターは2017年に油彩画の制作絡みを引き以降はドローイングの制作を精力的に続けていますが、最新のドローイングは定規やコンパスを用いた線と手描きの変則的な線が交わり複雑な油彩の抽象作品の本質的要素だけを抽出したような魅力あふれる作品となっています。

WAKO WORKS OF ARTS