2022年 10月 08日TRAVELING FOR ART
LEE UFAN
谷中にあるSCAI THE BATHHOUSEにて李禹煥(リー・ウファン)の展覧会が10月15日まで開催されています。
李禹煥は1956年に来日し、60年代後半より本格的に制作を開始して、戦後の日本美術史における重要な動向「もの派」を牽引しました。
 近年の主な展覧会として、グッゲンハイム美術館、ヴェルサイユ宮殿、ポンピドゥー・センター・メッス(で個展を開催するなど、国際的にますます大きな注目を集めています。
 日本国内では、11月7日まで国立新美術館にて、当館の15周年を記念する大規模な回顧展が開催中です。
SCAI THE BATHHOUSEで開催される展覧会は、これまで李禹煥の主要な個展で紹介されてこなかった、木、紙、土による作品で構成されています。
1970年代から80年代にかけて制作された旧作を含むこれらの作品は、その後の李禹煥の表現の展開にとっても貴重な作品と言えます。
 






