MAKIKO KUDO

小山登美夫ギャラリー京橋にて、工藤麻紀子の作品展「わたしとみる」が開催されています。

この展覧会は作家にとって小山登美夫ギャラリーにおける3年ぶり9度目、また京橋スペースでの初の個展となり、新作ペインティング、ドローイングが発表されています。

通り過ぎる風景は、同じ自分、同じ場所でも、時間の経過や光の当たり方の違いで劇的に光ってみえたり、クリアに現れたりします。

風景と感情、見えるものと見えないもの、相反するものがあわさって、その存在にはっと気づかされます。

そんな日常との深い対話が、世界を変化させ、その光り輝くエネルギーを顕在化させることを、工藤麻紀子の作品は見るものに伝えてくれてくれます。

TOMIO KOYAMA GALLERY