MAM COLLECTION

六本木の森美術館にて5月29日までMAMコレクション014「重力と反転、ミクロとマクロ」展が企画開催されています。

科学がもたらす知見やテクノロジーの進歩によって、昨今の空間認識、世界観は変化しているといえます。重力の塊であるブラックホールなどをはじめ、宇宙における時空、時間と空間は地球上におけるように一定ではないのです。

また宇宙的な視座に立てば、私たちがミクロやマクロと呼ぶものも、私たちのスケールに合わせたものの見方でしかないということになります。

この企画展では森美術館の収蔵作品より選出された立石大河亞、イン・シゥジェン(尹秀珍)、岩崎貴宏、金氏徹平の作品によって地球上の重力、時間、空間、スケール感から解放された、自由な視点の表現を「重力と反転、ミクロとマクロ」と題して展示しています。

MORI MUSEUM