MARIO

CADAN有楽町ギャラリーにて、神戸を拠点とするギャラリー、ヤマキ・ファインアートによる田内万里夫個展「MARIO」が開催されました。

田内万里夫は、幼少期よりフランス、オーストラリア、アメリカ等で過ごし、トライバルアート、サイケデリックアート、ストリートアートに触れ、2001年より現在のイメージを得て、絵を描き始めました。

それ以降は東京、ニューヨーク、ロンドン、アムステルダム、フランクフルト、香港など、国内外で活動を展開しています。

また、作品としての発表をおこないながら、音楽家や詩人、パフォーマーとのライブ・パフォーマンス、店舗等の壁画制作、書籍の装画など幅広く活動をする注目の作家です。

曼陀羅という東洋の精神性をともなう伝統芸術と、抽象表現主義など、西洋の近現代美術の両者を融合させ、新たな視覚言語を生み出す田内万里夫の作品は、ストリートアートのエッセンスも取り入れながら、異なる伝統、文化、民族、宗教の境界を超えて共鳴するイメージを描き出します。

CADAN