MASATOMORI

渋谷神宮前にあるギャラリー、NANZUKA UNDERGROUNDにてモリマサトの新作個展「ヒゴロノオコナイ」が開催されました。

この展覧会「ヒゴロノオコナイ」は、2021年に開催した展覧会「Lonsdaleite Year」の続編とも呼べる、モリマサトの徳島での日常生活を綴った絵日記シリーズの最新章です。

モリマサトは、水木しげるの幸福論にあるしないではいられないことをし続けるを胸に、自分の興味や関心を熱中と呼べる次元まで高めることで、創作活動の強度を高めてきました。

蝶やカミキリムシといった昆虫の採集、海老や小魚などを獲る川遊び、猫やヘビ、カラスといった動物たちとの暮らし、藤やバラ、向日葵など様々な草花の育成、そして祖父から引き継いた自宅の一軒家を丸ごと作品化するための改造など、そうした経験を結晶化させるためにモリマサトはキャンバスへと向き合います。

 

この展覧会では、大作のキャンバスを中心に15点以上の新作の絵画を、そして4点のブロンズ製の自画像彫像作品が発表されました。

NANZUKA UNDERGROUND