2021年 3月 07日TRAVELING FOR ART
MASAYA CHIBA EXHIBITION
東京オペラシティーギャラリーで3月21日まで若手ペインターのホープと期待されるアーティスト千葉正也の個展が開催されています。
東京を拠点に国内外で個展を開催したりグループ展に参加するなど注目を浴びる千葉正也の絵画は紙粘土や木片で作ったオブジェと身の回りにあるものを集めて配置し仮設の風景を作りそれを精巧に描くことから始まります。
それぞれのものの質感を丁寧に描き分け絵画化した後でそれらの描かれたキャンバスを自作のスタンドに飾ったり一定期間で入れ替えるなど絵画と彫刻の狭間を行き交うインスタレーションのような手法で表現します。
絵画を描くことにおいては伝統的な絵画表現を継承しつつもその見せ方に関しては絵画という既成概念を大きく揺さぶるような大胆なアプローチとなっています。