2021年 3月 28日
MEIJI SHRINE
5月の30日まで明治神宮内にある明治神宮宝物殿で彫刻展「気韻生動」が開催されています。
2020年に創建100年を迎えた明治神宮、次の100年へと実施されてきた芸術祝祭の3回目となる企画展は「平櫛田中と伝統を未来へ継ぐものたち」です。
明治5年に生まれた平櫛田中は彫刻の修行をした後に美術界の指導者だった岡倉天心の影響などを受け精神性の強い作品を生み出します。
平櫛田中は生涯において沢山の作品を残しましたが22年もの歳月をかけて完成させた国立劇場の「鏡獅子」にその集大成を見ることができます。
彫刻展「気韻生動」では文化勲章も受賞したこの彫刻界の巨匠、平櫛田中の貴重な作品と現代の作家たちの作品を展示し未来へと受け継がれる日本芸術の姿を見る機会となっています。