MUNEHIRO YOSHIMURA

六本木にあるギャラリー、KAYOKOYUKIにて吉村宗浩の展覧会「町はずれの幻術」が開催されています。

吉村宗浩は、郊外の風景や人物像を主なモチーフとして絵画を制作してきました。

森のなかに建つ家、道路沿いの建物、町はずれの道、人々が集う広場。

そこに描かれる光景は私たちにとって見覚えのあるものですが、同時にどこか現実から少しずれた不穏な印象を与えます。

鮮やかな色彩、不思議な存在感を放つ人物たち、そして説明されることのない物語の気配。

吉村宗浩の絵画には、親しみやすさと不穏さ、懐かしさと異物感が同時に存在し、見る者はいつの間にかその世界へと引き込まれていきます。

KAYOKOYUKI