2021年 11月 05日TRAVELING FOR ART
SEN TO ME
天王洲アイルにあるTakuro Someya Contemporary Artにて10月23日まで細倉真弓の個展「Sen to Me」が開催されていました。
今年4月にTSCAで開催された映像の展覧会「ジギタリス、あるいは一人称のカメラ|石原海、遠藤麻衣子、長谷川億名、細倉真弓」を企画した細倉真弓のTSCAで初めての個展です。
「ジギタリス、あるいは一人称のカメラ」で展示した映像作品「digitalis」シリーズに加え、フォトグラムに機械刺繍を施した新しいシリーズ「Sen to Te」が発表されています。
近年、細倉真弓は、視線が交差するフィールドとしてに興味を持ち作品を制作してきました。
この展覧会「Sen to Me」を構成する「digitalis」と「Sen to Te」の二つのシリーズでは、写真のコラージュやレイヤーはシンプルなものに変化し鑑賞者が自らのオリジナルな「視線」を再発見する装置として提示されました。