SIMON HANTAI

大阪にあるエスパスルイヴィトンにてシモン・アンタイの展覧会が開催されています。

シモン・アンタイは、母国ハンガリーのブダペスト美術学校の学生であった1948年に、フランス パリで学ぶための助成を政府から受けます。

イタリアでの滞在を経て、翌年フランスに到着した彼は、実験的試みを通して、シエナ派やフィレンツェ派の絵画、そしてさらに抽象度の高い表現について理解を深めることになりました。

シュルレアリスムの興隆も最適なタイミングで訪れ、彼の鮮烈で自由な発想を解き放ち、コラージュの拡大解釈に繋がりました。

その後、抽象の持つ鮮やかな生命力との出逢いは、シモン・アンタイが図像学的な定則に捉われない絵画表現について知るきっかけとなりました。

Hors-les-murs(壁を越えて)」プログラムの一環としてエスパス ルイ・ヴィトン大阪のために特別に企画されたこの展覧会では、パリのフォンダシオン ルイ・ヴィトンにて2022年に開催された「シモン・アンタイ生誕100周年記念展」と2019年の「シャルロット・ペリアンの新たな世界」展における巨大な《Tabula》の展示に続くものです。

1960年代初頭の作品から、シモン・アンタイが自ら公の場から姿を消した1980年代のものまで、すべてフォンダシオン ルイ・ヴィトンの所蔵コレクションより、多彩な作品シリーズが紹介されました。

ESPACE LOUIS VUITTON