SMALL SOMETHING FOR THE SAKE OF PEACE

横浜美術館にて、戦後80年特集展示「平和であることへの、控えめななにごとか」が開催されています。展覧会の展示タイトル「平和であることへの、控えめななにごとかを」という言葉は、休館中に新しく作品を収蔵したアーティスト、戸村浩によるものです。

日中戦争の時代に中国で生まれた戸村浩は、家族の誰も失うことなく戦争を生き抜いた半生を振り返り、アーティストとして自身がやるべきことをこの言葉であらわしました。

この展覧会では、争いの時代を生きるアーティストたちが、いかに戦争や社会と向き合い、不平等や暴力に抗う表現を生み出してきたのかを辿っています。

ロバート・キャパ、ジャン・アルプ、マックス・エルンスト、マン・レイ、アンドレ・マッソン、ジョアン・ミロ、パブロ・ピカソ、アレクサンドル・ロトチェンコ、ジョルジュ・ブラック、イサム・ノグチなどの作品が展示されています。

YOKOHAMA MUSEUM