TOKYO ART BOOK FAIR

東京都現代美術館にて第13回TOKYO ART BOOK FAIRが開催されました。

今年は、国内外から約300組の独創的なアートブックを制作する出版社、ギャラリー、アーティストらが集結し、作り手たちが本の魅力を伝えました。

ひとつの国や地域に焦点を当て出版文化を紹介する企画「ゲストカントリー」は今年で7回目を迎えましたが、特集されたのはノルウェー、スウェーデン、フィンランド、デンマーク、アイスランドの北欧5カ国でした。

また、TOKYO ART BOOK FAIRが企画する2つの展覧会では、4人の兄弟がヨーゼフ・ボイス、アーノルフ・ライナー、フルクサスを柱に現代美術作品を蒐集し、設立された清里現代美術館と、自身のコンビニエンスストアを埋め尽くするほどのコラージュ作品を生み出しアーティストとなったトーマス・コンの貴重なアーカイブの一部が紹介されました。

そのほか、資生堂の企業文化誌『花椿』、TOKYO DESIGN STUDIO New Balanceがプロデュースするフリーマガジン『NOT FAR』、そしてスキン&マインドブランドのBAUMがTOKYO ART BOOK FAIRのために制作するZINEにまつわる、それぞれの特別ブースが設けられました。

TOKYO ART BOOK FAIR