2024年 5月 20日TRAVELING FOR ART
YASUMASA MORIMURA
六本木にあるギャラリーSHUGO ARTSにて森村泰昌の展覧会「森村泰昌 楽しい五重人格」が開催されています。
森村泰昌は「わたし」をテーマに、およそ40年間にわたり作品を制作し続けています。
作品の架空の世界の中で森村泰昌は美術史の人物に、映画女優、歴史的人物など様々な姿の自分を表現します。
現実の世界では写真家であり、映像作家であり、文筆家であり、舞台の演者でもあります。
それはまるで多種多様な人格が「森村泰昌」という一つの器の中に同居しているかのようです。
この展覧会で森村泰昌は「甲斐庄楠音」、「ナポレオン」、「ミロの絵画」、「カフカ」、そして「魯迅」に扮しています。
14点の品作が奏でる不協和音とともに、「森村泰昌」の多重人格性が、静かにそして楽しく炸裂するような展覧会となっています。







