YUICHI YOKOYAMA

天王洲アイルにあるギャラリー、ANOMALYにて、横山裕一の 個展 「アースデイ」 が開催されています。

横山裕一は、武蔵野美術大学油絵科卒業後、ベニヤ板にペンキで風景や人物を描きながら、自身の絵画表現を模索する日々を過ごしました。

2000年頃からは「時間を描く」ことができる漫画へと表現の領域を広げ、2004年に『ニュー土木』で単行本デビューを果たします。

疾走感のある描線やオノマトペ、性別も国籍も超えたキャラクターなどを特徴とする横山裕一の独自の表現は、「ネオ漫画」と称され、国内のみならず海外でも高く評価されています。
ジャンルを横断する表現は美術の領域でも注目を集めて数多くの国際展やグループ展に参加しています。

この展覧会では、横山の最新の絵画《協力》(2023) および立体作品《アースデイ》シリーズ (2023)が発表されるほか、東日本では初披露となる襖絵《禅刹》、過去の代表的な絵画作品、ドローイングや漫画原画などが一堂に会しています。

ANOMALY