SAKI KAEDA
MISA SHIN GALLERYにて開催された、篠田太郎、フランシス真悟、前田紗希、鴫原夕佳によるグループ展「絵画が立ち現れる場所へ」から前田紗希の作品紹介。
前田紗希の絵画は、構成と偶然、抽象と物質感、感覚と理性のあいだに生まれる緊張と調和を精緻に保ち続けています。画面を斜めに横切る線、重なり合う三角形のレイヤー、慎重に制御された色面は、均衡を保ちながらも、常に崩れうる可能性を孕んでいます。油彩におけるペインティングナイフの独自の使用法によって生み出されるマチエールは、擦りガラスのように画面を覆い、見る者に「その奥」を想像させます。
EXHIBITOR / MISA SHIN GALLERY
