TARO SHINODA
MISA SHIN GALLERYにて開催された、篠田太郎、フランシス真悟、前田紗希、鴫原夕佳によるグループ展「絵画が立ち現れる場所へ」から篠田太郎の作品紹介。
篠田太郎の「桂 KATSURA」シリーズは、麻布のキャンバスにウサギ膠を引き、くるみ油をとき油とするなど、油彩画の基本的な素材を用いながらも、私たちが慣れ親しんできたペインティングの枠組みから静かに逸脱しています。
この展覧会に参加した4名の実践に共通して見られるのは、絵画を「何が描かれているか」という解釈の対象としてではなく、どのように世界と出会い、どのように知覚が生成されるのかを体験する場として捉える姿勢です。
鑑賞者がそれぞれの身体と時間を携えて作品の前に立つとき、絵画は再び、私たちの知覚や世界認識に静かな変化をもたらします。
EXHIBITOR / MISA SHIN GALLERY
