英明川島
六本木にある小山登美夫ギャラリー六本木にて開催された、川島秀明展「Stream」からの作品紹介。
川島秀明にとって小山登美夫ギャラリーで7度目の個展となるこの展覧会では、心境の変化が大いに表れた、新たな展開の新作ペインティングが発表されました。
近年のコロナ禍や、肉親、親しいアーティストの死をきっかけに、川島秀明は「自らの死」を意識するようになります。
同時期に、友人家族の幼い子供との出会いと交流ができたことは川島秀明にとって新鮮な大きな体験となりました。
ゆく人もあればくる人もある、人の存在とは生命の循環という大きな流れの一部であることに気づきます。
それにより「自己」への囚われから少しづつ解放され、見たもの聞いたものに素直に反応して表現するようになったのです。
Exhibitor / TOMIO KOYAMA GALLERY