ANETA KAJZER
中目黒にあるギャラリー、104 GALERIEにて、アネタ・カイザーによる個展「Traumlandschaften」が開催されています。
この展覧会は、アネタ・カイザーにとって約3年ぶりとなる2度目の個展であり、新作8点を含む計10点の作品が発表されています。
1989年、ポーランド・カトヴァイス生まれのアネタ・カイザーは、ドイツにあるユリウス・マクシミリアン大学で美術史を学び、マインツ芸術大学で修士号を取得しました。
現在はベルリンを拠点に、ペインティングを中心とした制作活動を行っています。
カイザーはこれまで一貫して、絵画という行為そのものから立ち上がるイメージに強い関心を寄せてきました。
この展覧会では、雲や山、水といった自然の風景を起点に、夢の断片のようなイメージが画面上に展開されます。
一見すると抽象的な風景のように見える画面の中に、やがて生き物や顔を思わせる形態が浮かび上がり、再び溶け合うように消えていきます。
アネタ・カイザーは制作の中で、あらかじめ決めた構図や下絵に頼らず、絵の具の動きや偶然を受け入れながら画面をつくっていきます。
流れるような色や形は、自然の現象や夢を思わせると同時に、具象と抽象のあいだを行き来するような独特の見え方を生み出します。
EXHIBITOR / 104 GARERIE
