AYA CAGIU
3月5日まで東銀座にあるメグミオギタギャラリーにて開催された蝸牛あやの個展 「光を縫う」からの作品紹介。
蝸牛あやは2001年に多摩美術大学彫刻科を卒業して以来、緻密で繊細な刺繍作品の制作と発表を続けてきた。
近年は高松市美術館や横須賀美術館での作品展示を通して作家として確固たる地位を築いている。
古来より刺繍は、家族をはじめとする共同体、あるいは個人に対する魔よけやお守り、祈りの象徴として受け継がれてきた。
一針一針に思いを込めた刺繍作品を通じて、蝸牛あやは今や形式化した祈りという表現の本質を改めて私たちに問いかけているようだ。
Exhibitor / MEGUMI OGITA GALLERY
MEGUMI OGITA GALLERY