EMI OOTAGURO
駒込にある現代アートギャラリー、KAYOKOYUKI GALLERYに所属する大田黒 衣美の作品を紹介。
東京造形大学美術学科絵画科専攻 概念表現研究課程卒業後、東京藝術大学大学院修士課程油画科修了。
2019年3月より文化庁新進芸術家海外研修制度を受けベルリンを拠点に活動し現在は愛知県在住している。
「ALLOTMENT トラベルアワード2016」、「アートアワードトー キョー 2008」にてグランプリ受賞など数多くの個展や賞を経て2021年には「DOMANI・明日展 2021」国立新美術館(東京 / 2021)にて作品展示も行った。
この作品、《sun bath》は、昼寝中の猫の上に、ガムの切り絵を置くことから始まった作品だという。
ガムが絵の具、猫をカンヴァスとして役割を分担しつつその形を「絵のようなもの」に作り上げている。
大田黒 衣美の表現の傍らにはいつも「絵」がありその関心の深層には、「絵」の中に起こる絵具の奔放な動きや、それを受け止めるグラウンドとしてのカンヴァスといった役割、そこから意図せず築かれるストーリーへの期待が感じられる。
Exhibitor / KAYOKOYUKI GALLERY