JEAN-MICHEL BASQUIAT
1997年に講談社から発刊されたジャン・ミッシェル・バスキアの自伝的な本で1980年代に彗星のように現代アート界に現れ1988年にドラッグの過剰摂取で死亡するまでの彼の歩んだ軌跡を作品や写真、文章で紹介している。
KING FOR A DECADEと題されるように1980年代の10年間の間にジャン・ミッシェル・バスキアというアーティストがどう生きたのかを詳しく探っていく。
ミュージシャンであり俳優のジョン・ルーリー、ライターのグレン・オブライエン、ギャラリストのメアリー・ブーンへのインタビューが掲載されているほかアンディー・ウォーホルやティナ・チャウとの写真なども掲載されている。
バスキアがやってきてもしも一発屋で終わってしまったらどうしようと相談されたウォーホルはそんなことはないよとなだめたが彼が帰った後でバスキアが一発屋で終わってしまったら彼に貸しているグレートジョーンズのロフトの家賃が払えなくなるのではと心配になったという面白いエピソードがあるがバスキアだが一発屋どころか歴史に名を刻むアーティストだったのだ。
Exhibitor / ARTRANDOM