KEISUKE KATSUKI
8月1日まで神宮前にあるギャラリーEUKARYOTEにて開催された香月恵介による個展「Noumena」からの作品紹介。
香月恵介は私たちが見るイメージの源であるディスプレイの図像の発光をRGBに分解して絵の具に置き換えて作品化する「ピクセルペインティング」を作家キャリアの初期より発表してきた作家だ。
2019年にはRGB3種の発光イメージをひとつの画面上に描いた絵画面に対してRGB3色のライティングを照らし重ねるインスタレーションも発表した。
私たちが物を見ている時に物そのものの固有の色を見ていると思いがちだが実際には物には光が当たった際の波長と吸収、反射などが同時に起こっているというものの見え方を香月恵介は絵画作品で表現している。
Exhibitor / EUKARYOTE