KISHIO SUGA
六本木のcomplex665ビルにある小山登美夫ギャラリーにて7月10日まで開催されている菅木志雄による個展「集められた・中間」からの作品。
菅木志雄は1960年から70年に起きた芸術運動の「もの派の」の主要メンバーとして活動していて50年以上にわたり第一線で活躍する作家である。
それまでは作品の素材でしかなかった「もの」自体やそれを知覚する人間の感受性に目を向けたこの表現は近年海外でも高く評価されている。
今回はギャラリ奥のスペースをいっぱいに使ったインスタレーションの新作と壁面の立体作品の近作が展示されていますが日本が世界に誇る「もの派」の表現の真髄に触れられるような見事な展覧会となった。
Exhibitor/Tomio Koyama Gallery