KISHIO SUGA
表参道にあるスパイラルビルの1階スパイラルガーデンにて開催された菅木志雄の展覧会「集められた(中間)」からの作品の紹介。
戦後日本美術を代表するアーティストである菅木志雄は1960年から70年に起きた芸術運動の「もの派の」の主要メンバーとして活動していて50年以上にわたり第一線で活躍する作家です。
それまでは作品の素材でしかなかった「もの」自体やそれを知覚する人間の感受性に目を向けたこの表現は近年海外でも高く評価されています。
今回はスパイラルガーデンの広いスペースと2階へつながる階段部分をいっぱいに使ってインスタレーション作品と壁面の立体作品展示されています。
70歳を超えた今も精力的に政策を続ける日本が世界に誇る菅木志雄と「もの派」の表現の真髄に触れられるような見事な展覧会です。
Exhibitor/Tomio Koyama Gallery