KOHEI NAWA

六本木にあるタカ・イシイ・ギャラリー・フォトグラフィー/フィルムで7月3日まで開催されている名和晃平の写真展「Wandering」からの作品。
タカ・イシイ・ギャラリーでは初の個展となるこの展覧会では名和晃平が京都市立芸術大学に在籍していた時代に撮影した数多くの写真から約25点を選出して展示している。
名和晃平は生成と消滅を繰り返す「細胞」という概念を様々な表現手法を使って表現した作品で単なる彫刻という枠組みを解体しインスタレーション、建築、舞台美術などの様々なメディウムを横断する新たな視覚的な経験へと誘うような造形言語を確立した作家だ。
そんな名和晃平が美大生の時代に作家として何をしていいか模索する中で中古のカメラを持って街をふらりと散策して気になった被写体を撮った写真は20年以上も実家の段ボールに眠っていたという。
今回、それらの写真の中から選出した20点ほどの作品を見ていると世界的に評価を得た作家の若かりし頃の興味の矛先が垣間見れて非常に興味深いとなっている。
Exhibitor / Takaishii Gallery

TAKAISHII PHOTOGRAPHY FILM

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