
MASAYA CHIBA
六本木にあるギャラリーShugoArtaにて開催された千葉正也の展覧会、「絵画とiPS新筋細胞シート」からの作品紹介。
千葉正也は2010年代中頃まで、実在する二次元のイメージや三次元のオブジェ、テキストなどを複雑に絡めた、多次元的な構成の大画面の絵画を制作してきました。
千葉正也が一貫して追求してきたのは、絵画という伝統的な形式を起点に、絵画が帯びる「精神性」が空間に拡張し、鑑賞者へ作用する可能性についてです。
絵画が表現形式の主流であった時代ははるか昔となり、絵画は孤独な時代に置かれていると言えるかもしれません。
EXHIBITOR / SHUGOARTS