PETER BEARD PHOTOGRAPH

ピーター・ビアードは1938年アメリカのニューヨーク生まれのアーティスト。
彼はデンマークを代表する女流作家アイザック・ディネーセンの自身が17年暮らしたアフリカでの体験実話に基づいて書いた小説「アフリカの日々」を少年時代に読んで衝撃を受ける。
彼女の暮らしに憧れ1961年イェール大学を卒業後に小説の舞台になった東ケニアに移住した。
アフリカで生活する中で写真を撮り始めたが環境破壊で死んでいく象や野生動物を記録した写真集「ジ・エンド・オブ・ゲーム」を発表したことで知られる。
その後はニューヨーク郊外のロングアイランドにあるモントークに暮らしアーティストのアンディー・ウォーホルや小説家のトルゥーマン・カポーティー、ロックミュージシャンのミック・ジャガーなどのセレブリティーとの交流も有名だが2020年に残念にも他界してしまった。
これはそのピーター・ビアードがプリントに上から文字などを加筆した作品。
生まれないまま死んだゾウの赤ちゃんの姿を撮影した1966年に撮影された写真だ。
Unborn Elephant,1966 Gelatin silver print. Printed later.20 x 24 inch
Exhibitor / Toshiyuki Sai

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