THE CUT-OUTS OF HENRY MATISSE

¥3,300

20世紀を代表する芸術家の一人であるアンリ・マチスは鮮烈な色彩で作品を表現することで知られ、フォーヴィスム(野獣派)のリーダー的な存在だった。

野獣派での活動は短期間で終わったがその後も独特の豊かで美しい色彩と柔らかな筆使いで人気を博した画家だったが晩年は手術による体力の低下で油絵を描くのが困難となった。

この本はそんな晩年のマチスがカット・アウトという手法で色紙をさまざまな形に切り取り作品を作った経緯やその作品の美しいイメージの制作風景やアトリエの風景をテキストと写真などで紹介している。

特に晩年にマチスが南仏の町ヴァンスに建物からステンドグラスに至るまでデザインを4年がかりで手がけたドミニコ会ロザリオ礼拝堂のイメージは貴重な資料でもある。

1978年出版のビンテージ本、コンディション良し、PRINTED IN JAPAN

Exhibitor / ARTRANDOM

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