ATSUSHI KAGA
神宮前にあるMAHO KUBOTA GALLERYにて開催されたAtsushi Kagaの展覧会「It always comes; a solace in the cat.」から作品を紹介。
東京郊外の子ミューティングタウンで10代を過ごしステッカーやカードを集めりテレビゲームをして洋画をレンタルし学校帰りにコンビニで漫画を読むというありふれた10代を過ごしたカガアツシは生まれた街から抜け出すべくアイルランドに渡りアイルランドの美術学校に入学した。
大学卒業後に初個展を開くと日本のサブカルチャーによって培われた絵画的言語にアイルランドで学んだ絵画史や哲学、ケルト文化の影響が混ざり合った唯一無二の豊かな世界観の絵画の絵画を作り出した。
作品は人気を博しサンパウロやニューヨークなど世界中で発表の場を持つまでになった。
今回の展覧会は1年半あまり滞在制作したアイルランドでの作品と京都に構えたアトリエで制作した作品が展示された。
お馴染みのうさぎやくまのユニークなキャラクターも登場するがパンデミック禍で社会から距離を置いた中で描かれた作品や京都の絵師たちや西欧絵画の巨匠たちと語らうような絵など新境地を見せてくれた展覧会となった。
Exhibitor / MAHO KUBOTA GALLERY