
DAISUKE TAKAHASHI
天王洲アイルにあるギャラリー、ANOMALYにて開催された、高橋大輔の個展「Open Map」からの作品紹介。
高橋大輔はデビュー当初から鮮やかな絵の具が幾層にも重ねられた厚塗りの抽象絵画を数多く制作してきましたが、2016年頃からその作風に変化が現れました。
2022年にANOMALYで開催した個展では、自身の子供の絵やオートマティスムの影響を受け、チューブから絵の具を直接絞り出し、一筆描きのように一気に描かれた斬新な絵画シリーズを発表しました。
その後も試行錯誤を重ね、これまでのキャリアに囚われない自由で挑戦的な試みを続けてきました。
この展覧会でで初めて発表される「Open Map」は、長い変遷を経て辿り着いた、高橋大輔にとってある種のマイルストーンとなる重要なシリーズです。
EXHIBITOR / ANOMALY