FAREWELL SAVANE
六本木にあるギャラリー、KOTARO NUKAGAにて12月18日まで開催されたフランス人アーティスト、ソワマドゥ・イブラヒムの個展「Farewell Savane」からの作品紹介。
日本国内で初開催のこの展覧会には大小様々な大きさの新作ペインティング21点が展示された。
アフリカ大陸東南部のマダガスカル島とモザンビークの間にあるコモロ諸島最大の島で10歳まで過ごしたソワマドゥ・イブラヒムは小さな島での生活で社会経済学的な視点からのコミュニティ連携の強さ、複雑な人種問題への眼差しを培った。
フランスで生まれ、親戚が今も暮らすコモロ諸島から遠く離れたフランスで10歳以降を過ごした経験から、アフリカに根ざした自身のルーツの寄りどころのなさが制作のベースとなっている。
Exhibitor / KOTARO NUKAGA