KEITA MORIMOTO
銀座にあるGINZA6の蔦屋内イベントスペースGINZA ATRIUMにて開催された、現代アーティスト、森本啓太の初の作品集刊行を記念した個展「KEITA MORIMOTO Illuminated Solitude」からの作品紹介。
森本啓太は風景画や人物画を、レンブラントやエドワード・ホッパーを連想させるドラマチックな光の表現を用いて、古典的な技術を現代に持ち込み、ありふれた街並みを劇的な世界へと変貌させます。
自動販売機やファストフード店、駐車場といった日常的な主題に焦点を当てることで、森本啓太は現代の生活における構造的な脆弱性や道徳的規範に疑問を投げかけています。
この展覧会では、2021年に日本に活動拠点を移した後に制作した作品を中心に、作品集の表紙となる2枚組の大作「Between Our Worlds」を含む絵画作品13点のほか、初の木版画作品2点が展示されました。
Exhibitor / TSUTAYA