KOUJI NAKAZONO PAINTING
2015年に享年25歳という若さで水の事故で他界してしまったアーティスト、中園孔二の油彩作品。中園孔二は2012年に東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻を卒業、その年の「アートアワードトーキョー丸の内2012」に選出され小山登美夫賞、オーディエンス賞を受賞した。
その後、小山登美夫ギャラリーに所属して同ギャラリーにて2013年、2014年、2016年と個展を開催し2018年にはすでに他界はしていたが横須賀美術館で初の美術館展「中園孔二 外縁一見て見たかった景色」を開催した。
若くして他界してしまったがその人生で描き残した作品は多数あり現在も作品発表をしている。
現在も小山登美夫ギャラリーの所属となっているがその背景には小山登美夫氏のこの作家の類稀な才能への敬意と並ならぬ思い入れもあるであろう。
作家の没後もそのインスピレーション溢れる作品は埼玉県近代美術館やフランスのポンピドゥー・センター・メス、モスクワビエンナーレやダブリンのアイリッシュ・ミュージアム・オブ・モダンアートなどで展示されたほか2019年には東京都現代美術館でも展示された。
現在作品は東京都現代美術館に収蔵されている。
中園孔二 Untitled 2013 oil on canvas Exhibitor / ARTRANDOM