MAYU KUNIHISA

天王洲アイルにあるギャラリーSOKOYO ATSUMIにて開催された国久真有の展覧会「THE BUTTERFLY DREAM」より作品紹介。

この春に京都の⾋居アネックスで開催された個展「BUTTERFLY EFFECT」に引き続き、この展覧会でも夢 と現実の境界に焦点を当てて國久作品の本質に迫った。

 國久真有は 1983 年⼤阪府⽣まれで関⻄圏を中⼼に画家として活動を広げていますが2019年には「第 22 回岡本太郎現代芸術賞展」特別賞を受賞した。

 國久真有のペインティングの特徴は、⾝体を軸とし腕のストロークと遠⼼⼒を⽤いて円弧を重ねて描いていくダイナミックな線描にある。

フリーハンドで平⾯の上に描き出される線は円弧となりますが、 國久真有⾃⾝の視点からすればそれは⾃らの体に対し真直ぐに存在している線でもあるのだ。

⽬に⾒えないはずの線が、その時の⼼情や、季節、環境、気温とい った外的要因に応じ、選択された⾊彩でキャンバスの上に大胆に描き出される。

Exhibitor / SOKOYO ATSUMI

SOKOYO ATSUMI

You may also like

Recently viewed