PETER BEARD PHOTO

ピーター・ビアードは1938年アメリカのニューヨーク生まれのジャーナリストでありアーティスト。
彼は少年時代に読んだデンマークを代表する女流作家アイザック・ディネーセンの自身が17年暮らしたアフリカでの体験実話に基づいて書いた小説「アフリカの日々」に憧れた。
1961年イェール大学を卒業後に小説の舞台になった東ケニアに移住。
環境破壊で死んでいく象や野生動物を記録した写真集「ジ・エンド・オブ・ゲーム」を発表して知られる。
2020年、残念にも他界してしまったがこれはそのピーター・ビアードのプリント作品。
サバンナを移動する無数の麒麟を空から撮ったこの写真は1960年に撮影されシルバーゼラチンプリントされた後に草の色素と血をインクがわりにサインやタイトルなどが書き込まれた。
Giraffes in Mirage on the Taru Desert Kenya,June 1960
Exhibitor / Toshiyuki Sai

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