PETER BEARD PHOTOGRAPH ELEPHANT

ピーター・ビアードは1938年アメリカのニューヨーク生まれ。彼は少年時代に読んだデンマークを代表する女流作家アイザック・ディネーセンの自身が17年暮らしたアフリカでの体験実話に基づいて書いた小説「アフリカの日々」に憧れ1961年イェール大学を卒業後に小説の舞台になった東ケニアに移住。環境破壊で死んでいく像や野生動物を記録した写真集「ジ・エンド・オブ・ゲーム」を発表したことで知られる。その後はニューヨーク郊外のロングアイランドにあるモントークに暮らしアーティストのアンディー・ウォーホルや小説家のトルゥーマン・カポーティー、ロックミュージシャンのミック・ジャガーなどのセレブリティーとの交流も有名だが今年残念にも他界してしまった。これはそのピーター・ビアードのプリント作品。1965年にプリントされたこの迫り来る象を撮影した作品のタイトルは「150 Iber Tsavo N.Feb65’」シルバーゼラチンプリントの上にインクで文字がか描かれている。Exhibitor / TOSHIYUKI SAI

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