ROBY DWI ANTONO
原宿にあるNANZUKA UNDERGROUNDにて開催された、1990年生まれ、ジョグジャカルタ在住のインドネシア人アーティスト、ロビィ・ドゥウィ・アントノの新作個展からの作品紹介。
ロビィ・ドゥウィ・アントノの特異な視覚言語は、SFや自然史からインスピレーションを得て、未来主義、ファンタジー、シュールレアリズムを繋ぎます。
人間と空想上の生き物、あるいはポップカルチャーの象徴を融合させた現代版シュールレアリスムとも呼べるその作品は、ロビィ・ドゥウィ・アントノの記憶や経験、想像力を組み合わせて生まれたものです。
この展覧会では、3年前にした発表したオイル・チョークとオイル・パステルによるキャンバス・ペインティングから、写実的なオイルペインティングに回帰し、重厚で神秘的なシリーズの絵画が制作されました。
作品シリーズのテーマは、「ライフ・サイクル」です。
今年、第一子が誕生し、父親となって、自分の行いが将来子供に良い循環を与えるように、自らの過去を振り返りました。
EXHIBITOR / NANZUKA UNDERGROUND