SAKURA WADA

天王洲アイルにあるTOMIO KOYAMA GALLERYにて開催された和田咲良の個展「)(」からの作品紹介。

和田咲良の作品制作は、絵画を基軸とし、生活に馴染みのある布や刺繍などを用いながら、インスタレーション、映像、パフォーマンスなどジャンルに縛られない多様な表現方法で展開してきました。

それは、彼女が作品の大きなテーマとしてかかげる「相互交渉」「ヒント」を示すものとなっています。
他者との関係の均衡性、パワーバランスへの深い興味から「絵画を壁にかけて一方的になりがちな鑑賞を避ける」ために、絵画自体に足をつけて自立させたり、壁のように巨大であったり、表にも裏にも描かれたりと、見る人と作品が相互に関係しあい、作品自体がなにかの気づきのヒントになるような能動的で多面的な鑑賞を促する独創性があります。

EXHIBITOR / TOMIO KOYAMA GALLERY

TOMIO KOYAMA GALLERY

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