TOM SACHS ROCKET

ギャラリストの小山登美夫さんが大切にしているトム・サックスのロケット花火。
トム・サックスはDIY的な手法で木材や金属部品など様々な素材を組み合わせて無骨な立体作品を作り出すことで有名な作家だ。
エルメスの包装紙でマクドナルドのハンバーガーを作ったり紙を張り合わせて巨大なハローキティを作ったりしたことで知られるが近年は宇宙や日本の茶道を作品の根底に据えてそれにまつわる様々なものを作っている。
2019年には東京オペラシティーで展覧会「ティーセレモニー」を開催したほか2020年には新宿伊勢丹で「リテールストア」をテーマにした展覧販売会も行った。
これはトムの所属する日本のギャラリーであるTOMIO KOYAMA GALLERYの小山登美夫さんがトム・サックスが出ているグループ展を見にベオグラードに行った時にもらったロケット花火。
トムは街中に分散する展覧会場の前の路上から空に向けてこのロケット花火を打ち上げた。これはその中の一つで街路樹に引っかかっていたのを回収したもの。
全部で5つくらいロケット花火を打ち上げたので色々なところに着陸した。最終的にロケット花火はトムのところに戻されたがこのロケット花火は引っかかっていた木の枝とともにトムからもらったもの。

Tomio Koyama Gallery

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