YUUKA ISHII

表参道にあるギャラリー、COMMONにて開催されたグループ展「Eudaemonia」より石井佑果の作品紹介。

Eudaemonia」とはギリシャ語で幸福という意味を持つギリシャの哲学者、アリストテレスが唱えた「善き生き方」の哲学用語です。

それから2400年経った現在、アリストテレスが「Eudaemonia=幸福」を妨げるものとして警鐘を鳴らした「お金」「名声」「権力」「快楽」はむしろ人々が崇拝するものになってしまった様にさえ感じられます。

この不条理な世界で「幸福」を見出すのは難しく思えますが、アーティスト達は自分と世界の可能性を見つけたいという願いで芸術表現を展開しています。

石井佑果、岡野智史、須田日菜子、南谷理加、渡邊涼太など総勢12人の作家による断片的でシュール、奇抜でユーモラスな作品群は現代に横たわる複雑な感情を反映しているかのように見るものに迫ります。

Exhibitor / GALLERY COMMON

GALLERY COMMON

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