ALEX KATZ

京都の歴史ある学問所址「有斐斎弘道館」にて世界的に人気のアメリカの画家「アレックス・カッツ」の個展が開催されました。

アレックス・カッツは96歳を迎えた今も絵画を描き続ける、現代美術を代表する画家ですが、この展示は新作を発表する個展としては日本初となりました。
代表作である初期のポートレート作品や、春と夏の木々を描いた「Study」シリーズ、そして、夏の風景を描いた大作「Summer 12」など、新作を含む20点が展示されました。

今年の春、長年の想いであった日本での個展開催に向けて構想をスタートしたアレックス・カッツは、これまで現代美術を展示したことが無い場所、そして丁寧に歴史を積み重ねてきた静謐な空間で展示したい想いから、古都・京都での開催を決定したのです。
桜の花を含む木々など春と夏を描いた新作には、アレックス・カッツが捉えた季節の瞬間が即興的な筆運びとともに光と色彩で表現されました。

ALEX KATZ