ANDERS DICKSON

KAYOKOYUKIが、駒込から六本木のピラミデビルの2Fに移転オープンしました。

柿落としとなる展覧会は、アメリカ人アーティストで現在はニューヨークを拠点とするアンダース・ディクソンの展覧会「rot in the small season」です。

アンダース・ディクソンは、絵画、水彩画、立体、コラージュなど複数のメディアを横断しながら、断片的なイメージや素材を組み合わせることで、現実の輪郭を静かに揺るがす作品を制作してきました。

作品に用いられるのは、キャンバスや紙といった伝統的な支持体にとどまらず、布、段ボール、糸、金属片、あるいは日常の中で拾い集められたささやかな断片など、多様な素材です。

それらは縫い合わされたり、貼り合わされたり、あるいはそのままの姿で画面や空間の中に留め置かれたり、仮設的に接続されることで、異なる時間や場所、記憶の層がひとつの画面や空間のなかに重ね合わされています。

そこでは、いま目の前にあるものと、まだ名づけられていない何か、あるいは見えないまま潜んでいる気配とが、互いに干渉しながら共存しています。

KAYIOKOYUKI