ANSELM KIEFER

京都にある二条城を舞台にドイツの現代アーティスト、アンゼルム・キーファーによる展覧会「アンゼルム・キーファー、ソラリス」が開催されています。

アンゼルム・キーファーはドイツ出身で、大学で法律を学んだ後に美術家を志してカールスルーエ芸術アカデミーに入学します。

その後、デュッセルドルフ害術アカデミーに移りヨーセフ・ボイスに師事しました。

第二次世界大戦でのドイツのナチが生んだ悲劇はアンゼルム・キーファーの初期の作品に頻繁に取り上げられますが、その後は、神話や宗教といった普遍的なテーマへとその芸術表現は移行してゆきました。

壮大なスケールと圧倒的な表現力、静かに、しかし、力強く響くような作品はアンゼルム・キーファーを現代を代表する芸術家に押し上げました。

NIJYOJOU